契約

とうとう決めてしまいました。いつものことですが、決めた後に欠点が見えてきます。契約の後で周りを一巡りして、やはりここは工業地域だなと実感しました。すぐ裏に鉄工所があり、道を隔てて更に数軒あります。重金属汚染が問題になったメッキ工場はまだ操業しております。もちろん、地下鉄の駅からは住宅街を通りますし、マンションの周囲には木を植えたりするので直接気になる機会はすくないでしょうが。後、今回はまだ入居してないので部屋の狭さは実感できませんが。
 住宅性能表示制度が、平成12年度から運用されています。国土交通省指定の評価機関が設計と建築について別々に評価し、認定書を交付するのですが、強制ではないのです。ただ、これをパスしていることが客観的な品質保証になるので名の通った物件にはまず付いています。今回の物件はすでに設計についてはパスしてます。もし、建設の方がパスしないとどうなるのか気になったので契約の際に聞いてみました。契約条件に入っているので、そういう状況にならないようにしているそうです。
 どうせマンションに入るのだからと、思い切って最上階にしたのですが、夏の暑さにすごいぞと脅かされてます。知り合いから、作る前なら断熱材をもっと入れられるはずだから、天井は入れられるだけ入れるよう忠告されました。窓も二重サッシにする方がよいといわれてます。それで、契約の前に確認しました。現状の施工条件で問題になったことはなく、また住宅性能表示の検査を受けるためには設計と異なって今とまずいのでとやんわりと拒否されてしまいました。関西はけっこう暑いので大変らしいのですが、関東ではそういうことはないと言い切られてしまいました。いったい、断熱材ってどのくらい入れるのが標準なのだろう?また、北海道や九州と本州とは違うのだろうかしら?何せ押しが弱いもので。確かに一部だけ変えるというのは大変でしょうが、そんなに難しいことなのでしょうかね。