NHKアーカイブス 第100回魔法のじゅうたん

小学生の頃の番組です、そんなに毎回見ていたわけではなかったと思うのですが。昭和38年ですか、この当時の風景とまだ戦前とあまり変わっていないように感じられます。この後、オリンピックからは変化がどんどん加速されて行きます。一頃の中国のようですね。あか抜けない、なんかもこもこして、鮮やかな色彩にかける、その代わり空が広々していた懐かしい時代です。
 最後の魔法のじゅうたんの飛ぶシーン、特に最後に勝鬨橋があがったところを通り抜けるところは良く覚えています。この回ではわざわざ西海橋が取り上げられていましたが、当時の土木でのハイライトだったのでしょうか。
 司会の黒柳さんは独特の話し方が変わりませんね。このころにNHK専属としてしっかり教育されたことが大きかったのでしょうか。それにしても子供に対しても実に丁寧なはなしかたです。ただ、何となく一寸小馬鹿にしているような感じもなきにしもあらずです。 <(2005/08/29 23:58)