自分で何かを作ること

今日のKOTETUさんのPROG(http://d.hatena.ne.jp/KOTETU/)の内容、思い当たる点があります。時代が変わってきた実感があります。ちょうど私の係わっている研究会でも世代交代が問題になっています。中心になって自分で問題点を解決してゆこうという人がなかなかいなくなってきた様に感じます。昔は人数が少なかったせいもあるのでしょうが、質問が飛び交い、自分も知っていることは何でも応えたいと思って熱心にメーリングリストを読みふけったものです。その中心になる巨人?と言う感じでばりばり道をこしらえてゆくような頼りがいある人がいました。でも今やそう言った人たちは現役を引退して行き、現場としても大きな問題が無くなってきたせいか−本当はそんなことはないのですが−教育のせいか?今はなかなか出てきません。ただ、世界で通用するような若者の割合は多分ずっと高くなっていると思いますので一概にだめだと言うのではないのですが。
 パソコンソフトに関しては、大昔EPSON HC-20用に一定時間内に複数の項目を観察するためのカウンターを作ったぐらいです。雑誌に紹介されていたプログラム例を参考にして、何とか使えるようなものになりました。始めてのパソコンでしたが、マイナーだけに雑誌など情報は限られていましたが、その分把握しやすかったように思います。その後、市販のソフトを組み合わせてPDA的なものを作りたいなと思ってフローチャートを作ってみましたが、力及ばず−と言うよりは根気が続かず−とうとうほおりだしたままになっています。
 その後、Fujitsu FM-TOWNSでも雑誌やパソコン通信で色々とフリーソフト等の情報を調べ、環境整備を整えましたが、フソトを作ることまでは考えなくなりました。自分で作るよりもずっと優れたものが入手できるようになったのが大きかったです。
 PDAの世界に入っても同じで、自分が欲しいと思っている機能については誰かが作成してくれています。そして、インターネットで色々と情報が集められるようになっています。それでも、自分でBlogを書き出したのは、単に集めたものだけでもまとめられていれば自分岳ではなく誰かの役に立つだろうと思ったからです。少しは自分としての工夫もあればそれを発信することで誰かの役に立つ、と言うよりは単にやったことを知ってもらいたいだけかもしれません。そのうちにプログラムにも手を付けてみたいとは思っていますが、理解力が残っているでしょうか。