ブログを読んで

基本的にはリベラルに親近感を持っており、最近の日本の言論の方向が少々気になっています。それもあって政治がらみでいくつかブログをあたってみました。いくつかのネタについては具体的に書こうかとも思ったのですが、最後は同じように感じられてきてぐったりです。今回は全体の感想だけにします。
 右翼と左翼のレッテルの張り合いのような所があって、レッテルさえ貼ればそれで終わりというところが嫌ですね。真摯な人も多いのですが、それだけではだめなようです。自分自身もそうですが、やはり勉強していないと事実で争えない分、感情での勝負になってしまいます。
 日本人も中国人もどっちが正しいか、普通か・・・どうでもいいとまでは言いませんが、国としては何処かに問題があります。人間にしても完璧な人がいないように。相手の足りない点をあげつらっても自分が正しいことにはなりません。所詮人間の集団ですから、限界はあります。嫌われているのに冷静でいることは大変ですが、相手にはそうせざるを得ない部分があるのでしょう。日本人や日本国という立場で、アメリカや中国、韓国などとどっちが正しいなどと言い合っているのに嫌気がさしてきました。日本がなんぼのもんじゃい。というか、人類がどうなるか考えていけば意味のあることには思えません。まして、自陣に淳期しないで感情的に議論しているのですから。
 なお、いくつかのコメント欄ではいわゆるあらしの手を見ました。本質的に議論をする気がなくて、相手をおとしめるだけ-本人はそうは思っていないのかもしれないが-の書き込みを見ていてぐったりです。日本人は論理的思考だできてないとか、ロールプレイができないということをあげつらう気はないのですが、言葉の多さ、強さ、しつこさで相手の気力を奪ってしまうというのは生理的に嫌です。議論は理解が深まり、建設的であって欲しいと思います。