ある芸術家

id:はる@さんも紹介されていましたが、本日の「情熱大陸」でクライマー小山田 大さんが取り上げられていました。いわゆる登山家ではなく、フリークライマーでも岩壁ではなくいろんな場所にある岩石(ボルター)を登っておられます。この方も世界一の実力を持っており、最近は競技ではなく記録に挑戦されてます。しかし、指がかかるって言っても画面ではほとんどくぼみがない場所を、140°ものオーバーハングをものともせず場所によっては身体を振って指をかけて行く姿を見ていると、人間って身体だけでなんでもできるものなのですね。集団を作らず、基礎トレーニングは行わず、根性等とは無縁で、ただ登りたいから登る、そしてせっかくの成果が世界に自分の名前と共に残ることをめざしている、なんかこの方の信条を聞いていると体育会系の流れではなく、芸術家に感じられました。やればできると簡単に言ってしまえませんが、始めからあきらめて何もしないか趣味の範囲で終わる人も大勢いるのに、こうやって自分の世界を見つけ日本人と言った枠にとらわれず世界を対象に活躍する若者がここにもいるのですね。 (02:30)