NHKスペシャル「地球大進化 第6集 ヒト 果てしなき冒険者」

ホモ・サピエンスに至るまで20種もの人類が生まれてきたそうです。現存するのは1種のみ。中でもネアンデルタール人は実際は脳の大きさもほぼ同じで、能力では差が無く、ほんの2万年前まで共存していたといいます。その絶滅の物語が知りたいものです。
 我々現存人類も次の支配種に伝えなければならないものを背負っていると思います。できうればそれが、人類が創り上げた文化や徳というものであってほしいものです。愛については心配しません。その種が繁栄するためには根本的に「愛」がなければならないからです。親子や仲間や種属や・・お互いを大切にしない種が繁栄することはないと信じてます。
 ただ、人類の文化などを引き継ぐのならそれは人類が生み出したものになるはずと思います。つまりはロボットのような人工知能が、新しい生命として我々にできなかった?宇宙への進出を含めて、我々がめざしていた?文化を完成させると信じたいのです。そのような夢を見てもいいでしょう。21世紀にもなって、科学技術は高度化しても、思考・判断は第2次大戦の頃からどれだけ賢くなったのだと言いたい今の人類を見ていると、どうやら無理そうですから。文明の方はほっておいても引き継いでくれるでしょうから。
 この番組は昔ならシリーズでタープにとっていたものです。最近はまとめて再放送があると見越して、見落としてもあまり気になりません。それでも内容については新しい視点を与えてくれて非常に新鮮です。従来の常識が変わってゆくその先に何があるのでしょうか。     (02:45)