映画「ハリーポッターと賢者の石」

昨日-になってしまいました-放映。第3作「アズガバンの囚人」が公開されるのでその前人気をあおるため・・・・
　連作ではタイアップ戦略ですが、まさか映画自体がスポンサーとして出てくるとは思いませんでした。InterNetに専用URLを作るのは普通になってますが、TVでも放映会社ではなく映画それ自体？がスポンサーとして表示ができるとは知りませんでした。番組後半には「キング・アーサー」ですって。現在「トロイ」で、次が「アーサー王」ですか。なんだか、古典回帰って所ですかね。まあ、欧米では常識の世界だと思うのでヒットは期待できるんでしょうね。
　ハリーポッターの方は、流石に話題になっただけあって良くできていると思いました。SFやファンタジーって絵としてみせることで新たな感動を作り出すことができますが、しょぼい内容だと何で映像化したと石をぶつけたくなります。この作品は映像化して正解だったと思います。　すくなくとも私にとっては、原作を読む前にいろいろな形で映像の方を見ていたせいでそっちに影響されていたこともあり、文章だけから作られたハリーの世界像はそれほど精緻ではありませんでした。
　英国って現在でも絵になる風景や建物が数多くて、この作品を20年前や後に見ても違和感が余り無いのではと思います。ファンタジーが英国で栄えたってのも日常に直結できるからでしょうかね。日本なら、風景だけで時代が分かってしまうのが残念です。
　CGに関していえばもう一息って所もあります。箒に乗って飛ぶということを実体験させてくれるところまでいってません。この辺は「スターウォーズ」や宮崎駿監督に勝る者はないのでしょうかね。
　なお、今日から第3作ですが、映画館にゆくつもりはありません。連作はやはり順に見たいですからね。(06:30)