山形路、秋の日

kinoutobito2003-11-12

山形東部と米沢を堪能してきました。山形から米沢まで昔の羽州街道を通り、家こそ変わってはいてもまだそのころの風情がある街道筋を楽しませてもらいました。晩秋、まだ山々の彩りは十分に堪能できます。銀杏や楓など色鮮やかな木々こそ少ないですが、杉などの単調な深緑と違って、褐色がいろいろのグラデュエーションで里山を埋めておりました。
 小野川温泉では宿屋の主人衆が労力奉仕で作り上げたという力作の露天風呂に入ってまいりました。源泉を水で埋めていないというのですが、ほんのりと硫黄の香りのするお湯がたっぷり、少し熱くて入ろうとすると足先がぴりぴりしました。目の前を川が流れ、その上をたぶん鳶と思われる鳥が舞っていました。この温泉では積極的に源氏蛍を育てており、夏場にくればよかったようです。少し入っていった池のそばに餅屋でお土産の餅10個1000円を購入しました。まずはずんだ(枝豆をつぶして甘くした物)、それとクルミとゴマの3種。帰りに上杉神社の外を回ってきました。5月連休では上杉祭りで大いににぎわうのですが、今日も観光客がそこそこおりました。風は寒そうで、堀や石垣など遺構はしっかりしていますが、肝心のお城はなく、規模も思ったよりも小さいかったです。
 ここんところ疲れがたまっており、仕事も進んでいませんので、バスや列車ではその作業と疲れを盗るためのお昼寝で、Sig3の活用の場はありません。せいぜい小遣い帳の入力ぐらいです。