リモートディスクトップを使ってみて

 Sigmarion3のキラーなプリの1つであるリモートディスクトップは、LANについてはすぐに使えたのですが、一番使いたいPHSでつなぐ件についてはいろいろと試行錯誤を行ってきました。3phsのおかげでようやくつながるようになったのですが、会社のシステムを利用しており、一般的ではないので詳細は省略させていただきます。今のところリモートディスクトップを使う目的が、会社がらみの最新データの入手が主ですので一応一安心と言うところです。
 なお、私ン家のInterNet環境は未だにISBN経由で、使用しているルータもポート3389対応ができません。DTE経由で何とかと思っているのですがSirial-USB変換コードが必要ですし、DTE接続するとLANがうまく使えないようなので、変換コードの購入には二の足を踏んでおります。
 肝心の使用感ですが、結論としては、LAN経由では画面の狭さ以外はまずまずですが、feel-H 64K(Two LINK DATA:SII MC-P210/TD)経由ではもどかしいといったところですか。一番の問題は画面の書き換えが非常に遅いという点です。まあ、最新データの閲覧という点に限れば十分に使えます。
 私の使い方ではおもわむ落とし穴がありました。というのもSigmarionの購入に踏み切ったきっかけでもある親指シフトの環境がメインマシンであるFMV-6100MG2とSigmarion3で違っていたのです。FMVでは「親指ひゅんQ」ではIMSキーを右Alt、右親指キーをSpace、左を変換キーに割り当て、Sigmarion3では「親指キュン」でIMSキーをカタカナキー、右親指キーを無変換、左をSpaceにしております。
そうなんです。Sigmarion3には右Altがないのです。ということはそのままでは漢字入力ができなくなります。また、親指キーが一つ横に動くので入力がまどろっこしくてかないません。リモートディスクトップでつなぐたびにいちいち親指ひゅんQの設定を変更するのも面倒なものです。今のところ、外からつなぐ予定があるときはメインマシンの環境を切り替えて帰るという習慣を付けることくらいでしょうかね。
 では、Sigmarion3だけで出張できるにできるのでしょうか?今のところ決心が付きません。しばらくはいろいろと試して、確信が持てるようになるまで待つしかないでしょうね。