電脳コイル

話題になっていますが、特集があったようです。途中から見ましたが、良いですね。グラスだけで簡単に電脳空間に入る事ができ、その中では自由に端末が使えます。速くこういう事ができるようになって欲しいと思う反面、果たしてついて行けるだろうかとも思いました。ディスプレイという2次元世界なら、視線を外せば現実に抜けられますが、このようなタイプの仮想現実の中なら、きっと自分がどっちにいるのか忘れてしまうと感じました。
 有る意味、人類が仮想現実の世界に入り込み、現実社会では生きる最低限の消費になってしまえば、環境問題も無くなるのかもしれません。もっともどうやってその最低限の消費のための生産を行うのかという問題は残りますが、過剰生産によるCO2の産生もテロも戦争も現実世界では大規模な環境破壊ですが、仮想現実の中ならどうということはないでしょう。地球のためにはその方がよいのかも。ただ、そういう方向に動けば、生物としての人類は競争力を無くして、静かに消えて行くことになると思いますが。