フーテンは遠く

漫画家の永島慎二さんが6月10日、心不全でなくなられておられたそうです。67歳でした。うーん、寂しいですね。虫プロの月刊誌COMの連載が最初の出会いでした。漫画家残酷物語からフーテン、内容もさることながら絵柄好きでした。そのころは新宿はあまりにも遠く、自分が東京で暮らすことがあるとは思っていませんでした。「旅人くん」ののほほんとしたタッチもいいですね。最近は視界から外れていましたが、ずっと気になっていたかたでした。若い頃、影響を受けた方々が次々とこの世を去ってゆくというのに、私は誰かに影響を与えることができたのでしょうか。
 永島さんとは直接関係はありませんが、私が関係している研究会がらみで、新聞にも死亡記事が出ていた著明な先生の告別式が土曜日にあります。直接はあまりお会いしたことはないのですが、顔を出しておいた方がよいかなとおもっいます。そう言えば夏の喪服がなかったんだっけ。参ったな。