列車事故

福知山線の事故は死者がますます増えております。どうやら原因の1つがオーバースピードだったようです。事故の前にオーバーランをやらかしてますし、正常の判断ができなくなっていたらしいことは推測できます。そんなときに事故にならない方向に納めるシステムがなかったのが残念です。
 その昔実家から大阪に列車通学しておりました。当時は実家のすぐ前から路面電車に乗れるので阪神電車を使っていました。最近は実家に帰る際にJRを使うことが多かったのですが、尼崎が鬼門になっていました。昔は甲子園口からどの列車に乗っても大阪-新大阪を通ったのですが、気を付けないと西九条など別の場所につながってしまいます。わかりにくくて困っていましたが、それだけいろんな処につながっているという意味で便利になっていたのでしょう。
 ただ、それに見合ってプラットホームが増えてきたわけでなく、綱渡り的な運用がされていたのですね。毎日がぎりぎりの時間範囲で運用されており、運転手のストレスはすごかったと思います。
 それにしてもあまりにも大きすぎる事故でした。多分不幸な偶然が重なったためと思いますが、それにしても前兆はあったようです。失敗学ではないですが、一足先に対策が採られていたらと思わずにはいられません。
 なくなられた方のご冥福をお祈りすると同時に、怪我をされた方やショックを受けられた方そして住居が傷つけられた方など、今回の災害に合われた皆様方が元気を出して乗り越えられますように。