今日も好天、寒さの方も

気持ちの良い天気が続いています。今日も抜けるような青空につられてちょっと歩き回ってきました。まだまだ熊との遭遇が起こっているようですが、この熊のように鮭でも捕れるのだったらお腹の方も問題ないのでしょうね。ところでツキノワグマって鮭を食べたのだったっけ。
　今、NHKのドキュメンタリーでは知床の新世代ベアーズの問題を放映しています。少人数の関係者が懸命になって対策をとっても今のような国立公園の管理ではどうにもならないでしょう。まだ知床はいい方です。訪れる方もある程度は意識しているし、北海道の端でまだまだ人の数は少ない方だと思います。問題はそれがどんな大きな問題か分からないで気楽に餌をやったり、ゴミとして捨ててくる観光客です。ヒグマが人を人と思わなくなって困るのは人の側なのです。一対一ではどうやってもヒグマには勝てません。向こうにその気がなくてもちょっと手を振っただけでこっちはいちころですから。
　日本でかけているのは一部の人がいっているようなちゃちな「愛国心」教育ではなく、いっている人にもかけていると思いますが真の意味での「社会人」教育ではないでしょうか。社会人としてやって良いことと悪いことをきちんと意識し、守ることができればどれだけ無駄なお金が無くなることでしょう。ゴミぽいの裏にそれによる環境破壊を含めてどれだけのコストがかかるのかを考えてもらいたいです。せっかく山奥までいって自然を堪能しようとしても、ゴミが捨ててあるとがっかりです。
　乱暴狼藉で有名な日光のサルもひょっとするとそういったことが背景になったのでしょうか。　　　(23:45)