旅行となると本を買い込んで列車で読むのが楽しみです。今回も行きしは大宮北口のBook Gardenで文庫を2冊買い込みました。

光文庫く10-2 鯨統一郎 九つの殺人メルヘン ISBN:4334736939
 「邪馬台国はどこですか」以来のファン。メルヘンとアリバイ崩しの融合はやりすぎで、落ちも私の好みからはちょっとですが、メルヘンに対する新たな視点は楽しめました。
角川文庫あ42-2 あさのあつこ バッテリーII ISBN:4043721021
 自分が中学生だった頃ここまで自己が確立していたかな。子供だからと頭ごなしにしないで、一人の人格として真正面からぶつからないと行けない場合があるなとの思いを新たにしました。

そして、帰りは仙台駅BOOKSみやぎで4冊

河出文庫ほ4-1 星新一 祖父・小金井良精の記 上 ISBN:4309407145 まだ読了してませんが、いいですね。低しぶりの星さんですが最近文庫であまり見かけないのが寂しいですね。論理線がきれいに通っていて、感情に訴えるだけのホラー物等ではない良質な読み物としてある年代では絶対に読んで置くべきだと思うのですが。
河出文庫ほ4-2 星新一 祖父・小金井良精の記 下 ISBN:4309407153
創元推理文庫Mと1-1 戸松淳矩 名探偵は千秋楽に謎を解く ISBN4-488-44601-9 創元推理文庫の日本人作家物は集めてます。ユーモア推理物はお気に入りです。東京にいるせいで下町の話が身近に感じられるようになりました。
ハヤカワ文庫FT366 ジェフ・ヌーン 未来少女アリス ISBN:4150203660