積ん読

 スペースの関係で購入は文庫と決めているのですがそれでも、今買っとかないと二度と手に入らないのではと思ってついつい買い込むことになり、置く場所に苦労しています。探すときにすぐに見つからないので二重に買ってしまうこともあります。
 「河出文庫カ2-1 見えない都市 イタロ・カルヴィーノ」「河出文庫カ2-2 柔らかい月 イタロ・カルヴィーノ
後者は前にも購入したものです。この人は確か、NHKのラジオ劇で「木登り男爵」を聞いてから興味を持つようになったと記憶してます。本でも読みましたが、最初のラジオ劇の印象が強くて、ちょっとがっかりしか記憶があるます。「木登り男爵」は3部作「我々の祖先」の第2段で、その他に「まっぷたつの子爵」「不在の騎士」があるのですが残念ながら未読です。
 「柔らかい月」の語り手Qfwfqは「レ・コスミココミケ」にも登場したと記憶しております。そして、SFマガジンで紹介されていたので気になって読んだのでした。このような奇妙な味の小説は大好きです。